眼科

対象疾患

眼科疾患全般

特に網膜硝子体疾患(糖尿病網膜症・網膜循環障害・黄斑疾患・網膜剥離など)、緑内障、白内障

概 要・診療方針・当科の特色

平成27年10月1日に田口が常勤医(医長)として赴任致しました。
これまでは非常勤医による週2回の午前診察のみでしたが、10月から平日は毎日外来診療を行っています。眼科疾患は糖尿病や高血圧など全身疾患を反映していることが多いのですが、これからは、内科や他の診療科の受診日と合わせての眼科受診もし易くなります。火・木の午後は予約検査を行っています。
火曜日と木曜日には手術を始めました。
医長の田口は、京都大学大学院・米国ハーバード大学眼科にて網膜疾患の研究に携わり、その後は高松赤十字病院・大阪赤十字病院にて10年以上、網膜硝子体疾患や緑内障の手術治療を中心に診療を行って参りました。今後はその経験を活かし、栃木県の眼科医療に少しでも貢献できるよう努力していきたいと考えています。
さらに総合病院の特徴を活かし全身合併症や眼合併症を伴った白内障の手術治療にも積極的に取り組んで参ります。
手術室には低侵襲小切開硝子体手術が可能な設備を整えました。
また外来には、眼底三次元画像解析装置を整備し、網膜疾患や緑内障の正確な診断が可能となりました。

小切開硝子体手術及び広角眼底観察顕微鏡システム
眼底三次元画像解析装置

平成27年12月からは外来にて抗VEGF薬の硝子体注射治療を始めました(午後予約制)。以前は大学病院に紹介していた加齢黄班変性や、糖尿病網膜症・網膜血管閉塞症に合併した黄斑浮腫の治療も対応が可能になりました。

最新の機器を駆使しつつ、できるだけわかり易い説明を心掛けて参りますので、眼や見え方にお困りの場合は、お気軽にご相談下さい。

平成28年4月より掘医長が復職しました。堀医長は月・火・木午前の外来診療を担当しています。

スタッフ紹介

役職 氏名 専門分野 認定医・専門医
眼科医長 田口 朗 網膜硝子体手術
白内障手術
緑内障手術
日本眼科学会専門医
日本網膜硝子体学会PDT認定医
日本神経眼科学会神経眼科相談医
眼科医長 堀 こずえ 日本眼科学会専門医

外来診療担当医表

時間  
午前 9:00- 堀 こずえ 堀 こずえ ○田口 朗 堀 こずえ ○田口 朗 手術日(火・木曜)
午後 14:00- ○田口 朗   ○田口 朗   ○田口 朗 午後検査(火・木曜)

診療実績

手術件数
平成28年度(平成28年4月〜平成29年3月)の手術室における眼科手術件数は525件(併施手術を区別すると580件)でした。手術の具体的な内訳(併施手術55件も含める)は、以下の通りです。

白内障手術関連 487件
K282-1-ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合(その他のもの) 481件(併施手術50件を含む)
K282-1-イ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合(縫着レンズを挿入するもの)5件(併施手術2件を含む)
K282-2  水晶体再建術 眼内レンズを挿入しない場合 1件(併施)

網膜硝子体手術関連 62件
K280-1 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの) 49件
K280-2 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他のもの) 3件
K281 増殖性硝子体網膜症手術 6件
K279 硝子体切除術 4件(併施手術2件を含む)

ぶどう膜・緑内障手術関連 9件
K268-1 緑内障手術 虹彩切除術 1件
K268-3 緑内障手術 濾過手術 6件
K268-4 緑内障手術 緑内障治療用インプラント挿入術(プレートのないもの)1件
K274 前房、虹彩内異物除去術 1件

角結膜手術関連 4件
K224 翼状片手術(弁の移植を要するもの) 4件

眼瞼手術関連 17件
K215-2 眼瞼結膜腫瘍手術 1件
K217-2 内反症手術(皮膚切開法) 4件
K219-1 眼瞼下垂手術(眼瞼挙筋前転法) 12件

眼窩、涙腺手術関連 1件
K234 眼窩内腫瘍摘出術(表在性) 1件

硝子体手術症例には全例25ゲージシステムを用いた小切開低侵襲硝子体手術を行っています。
水晶体脱臼・眼内レンズ脱臼症例には全例”lock & lead法(秋元氏法)”を用いた経結膜的無縫合眼内レンズ強膜内固定(Takayama K, Akimoto M, Taguchi H, et al. Br J Ophthalmol. 99;1457-9, 2015)を導入しており、良好な術後成績が得られています。

論文・講義、研究情報

邦文著書(2015〜)
田口 朗:糖尿病と外眼筋麻痺. 特集・糖尿病眼合併症の新知見, 眼科. 57:1529-1534, 2015.
田口 朗:外傷性視神経症. 眼科臨床エキスパート 知っておきたい神経眼科診療 東京, 医学書院, 88-94, 2016.
田口 朗、柏井 総:BDUMP bilateral diffuse uveal melanocytic proliferation.  眼底疾患パーフェクトアトラス 東京, 文光堂, 342-343, 2017.

英文原著(2015〜)
Akimoto M, Taguchi H, Takayama K, Nakagawa S, and Hiroi K. Intrascleral fixation technique using catheter needles and 30-gauge ultrathin needles: Lock-and-lead technique. J Cataract Refract Surg. 41:257-261, 2015.
Takayama K, Akimoto M, Taguchi H, Nakagawa S, and Hiroi K. Transconjunctival sutureless intrascleral fixation technique using intrascleral tunnels guided with catheter and 30-gauge needles. Br J Ophthalmol. 99;1457-1459, 2015.
Yamada S, Takayama K, Sakamoto H, Takegawa M, Yoshii M, Taguchi H, and Akimoto M. Observation of peripheral retina using video laryngoscopy for screening of retinopathy of prematurity. Int J Ophthalmol Eye Res. 4:246-248, 2016.
Kawashima Y, Akimoto M, Taguchi H, and Hiroi K. Guidance needle for insertion of intraocular lens haptics into scleral tunnels during intrascleral lens fixation. J Cataract Refract Surg. 42:1844-1845, 2016.

診療科・部門

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