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日帰り全身麻酔による歯科治療のご案内

全身麻酔とは?
処置に伴う痛みや不安や恐怖などの苦痛を取り除き、安全に処置を受けていただくためのものです。
完全に意識のない状態での治療ですので、途中に痛みで目が覚めてしまうことはありません。また、非常に目覚めのよい麻酔薬で麻酔を行っておりますので、
日帰りでも問題はありません。
こんな方に最適です。
歯科処置に対してとても恐怖心の強い方
嘔吐反射の強い方
歯科処置に対して協力の得られない小児(非協力児)
障害児(者)
治療の流れは?

 初診時、処置の日取りを決め、血液・尿の検査、心電図、X線写真などの検査をします(処置の日程によっては後日検査を行う場合があります)。
次回来院時に麻酔医による診察や処置の説明を行います。
処置前日より飲食・飲水についての制限があります。
当日は飲食・飲水はできません。ただし、小児の場合は処置当日でも水などであれば飲むことができます。(詳しくは歯科麻酔医より説明があります。)処置当日、病室で最終の健康状態のチェックをさせていただき、手術室へ入室していただきます。
処置後は病室へ戻り、夕方まで休んでいただきます。主治医が回診して問題がなければ帰宅してもらいます(処置の内容によっては一泊していただく場合もあります)。夕食から食事をすることが出来ます。
 

当科における日帰り全身麻酔の1日の流れ

 

       起床:禁飲食

       病院到着:入院

       手術室へ:全身麻酔下で処置を行う
       (スローインダクション)

       病室へ:指示まで酸素吸入、ベット上安静

       退院許可:夕方主治医が回復を確認する

       退院:帰宅後の制限は特になし

  
起こりうる合併症 *印は頻度の低いもの

 鼻・のどの痛み、声のかすれ、鼻血、歯や口の中の損傷*、術後悪心・嘔吐、倦怠感、頭痛 、呼吸抑制*、気道の閉塞*、肺炎*、アレルギー*、悪性高熱症*があります。

全身麻酔をしてまで歯の治療はしなければいけないの?

 痛みがあれば治療するのは当然ですが、痛みが出る前に治療を行うことが大切なことは言うまでもありません。
小児の場合、乳歯の虫歯が永久歯に影響を与えたり、化膿して高熱が出たりするこがあります。アレルギー様症状の原因になることもあると言われています。
何より歯で食べ物をしっかり咬むことが出来ないと栄養が取れず、成長発育に影響します。成人の虫歯や親知らず(智歯)の場合では化膿すると小児以上に重篤になることがあり、生命に危険を及ぼすこともあります。
ですから、痛くないうちの早めの歯科処置が必要です。

全身麻酔って怖くない?

全身麻酔は生後数日の新生児から100歳近くのお年寄りでも安全に行われています。
また、アメリカでは非協力児や親知らず(智歯)の抜歯に積極的に全身麻酔が用いられています。
これは小児期に無理やり治療をすると成人してからも歯科に対する恐怖心が残ってしまうこと、非協力児であっても無理やり押さえつけることは虐待と考えられていることがあります。
さらに、智歯の抜歯は処置に対する不安や恐怖により大変ストレスがかかります。
これらを和らげるために積極的に全身麻酔が利用されています。

全身麻酔って安全なの?

医療において100%安全というものはありません。麻酔も同様です。しかし、現在の麻酔は非常に進歩しており、全身麻酔による死亡事故は当院では現在まで起こっていません。某大学病院では1年間に日帰り全身麻酔を322例行っていますが、合併症や事故例はありません。
日帰り全身麻酔を安全に行うには専門医によるチーム医療が必要です。当院では口腔外科、小児歯科や歯科麻酔科の専門家を揃えております。
私たちは能力の限りを尽くして、患者さんの安全を守るために、最善の努力をいたします。安心して処置のために麻酔を受けて下さい。

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