脳神経外科

診療内容

 脳神経外科で取り扱う代表的疾患は脳血管障害・脳腫瘍・頭部外傷などです。原因がわからない場合でも、頭痛・頭重感・めまい・麻痺・しびれ・歩行障害・痙攣発作などの症状は神経系疾患が疑われる場合もありますので気楽にご相談ください。当院では、80列マルチスライスCTや1.5テスラMRIを使用し、精度の高い頭蓋内スクリーニングを行っています。常勤脳神経外科医4名(うち専門医3名)で、2016年は手術276例を行い、入院症例546例を受け入れました。栃木県は脳血管障害(脳卒中)疾患が多い県で、対応疾患の主体は脳卒中です。くも膜下出血や脳出血の緊急対応だけでなく、脳梗塞などの虚血性脳血管障害についても受け入れ症例が多いです。10年前より行なっている脳梗塞急性期の血栓溶解療法(TPA療法)に加えて、2年前より脳血管内専門医による血栓回収療法・血行再建療法を24時間体制で受け入れられるようになり、脳卒中急性気治療体制が充実し、緊急処置が必要な重症疾患も積極的に対応しております。
 近年、脳神経外科領域では、治療が進歩し治療法の選択の幅が増えております。たとえば、脳動脈瘤に対しては開頭手術の他にマイクロカテ-テルを用いて行う血管内手術も選択肢となります。閉塞性水頭症や脳室内腫瘍に対しては、従来のシャントチューブを体内に埋め込む手術や大開頭手術の他に神経内視鏡を用いた内視鏡手術があり、当院では他院に先駆け平成8年度から行っています。この手術は一円玉程度の小さな開頭で治療を行うことが可能です。難治性疼痛治療は内服治療と併用して手術治療(三叉神経痛の神経血管減圧手術や脳卒中後中枢性疼痛の電極刺激など)を行うことも可能です。また、確定診断や適応診断が難しい脳脊髄液漏出症の治療や、脳卒中後遺症に対するボツリヌス療法を行う特殊外来(予約制)があります。さらに、頭蓋底脳腫瘍手術やガンマナイフ治療など今まで一部の大学病院などでしかできなかった高度先端医療についても、関東近辺の大学病院などと提携し行うことが可能となっています。専門治療の相談役(セカンドオピニオン:予約制)にも対応しますので、他施設で治療中の方もご相談していただくことが可能です。多くの施設や専門家と連携することにより、低侵襲かつ安全性の高い先進治療をタイムリーに実現し、地域医療のお役に立つことができればと考えております。

ボツリヌス療法のご案内はこちらから▲

スタッフ紹介


石原雅行

 専門は脳神経外科学全般、脳卒中外科のほか神経内視鏡手術による新しい治療を手がけています。栃木県は脳血管障害の多発県です。急性期脳卒中治療で地域のお役に立てれば幸いです。平成9年5月より着任、宇都宮出身です。 脳神経外科学会専門医、脳卒中専門医、臨床研修指導医。

役職 氏名 専門分野 認定医・専門医
外来診療部長
脳神経外科医長
石原 雅行 脳神経外科学全般
機能脳神経外科
脳神経外科学会専門医
脳卒中専門医
臨床研修指導医
脳神経外科医師 倉前 卓実 脳神経外科学全般 日本脳神経外科学会専門医
脳神経外科医師 堀越 知 脳神経外科学全般 日本脳神経外科学会専門医
脳神経外科医師 村上 秀樹 脳神経外科学全般
脳動脈瘤
脳腫瘍
三又神経痛
顔面けいれん
日本脳神経外科学会専門医
日本救急医学会専門医
日本脳卒中学会専門医
日本労働衛生コンサルタント
日本人間ドック学会認定指定医
身体障害者福祉法指定医
臨床研修指導医
医学博士
脳神経外科医師 荻野 雅宏 脳神経外科学全般
てんかん外科
機能脳神経外科
脳神経外科医師 松井 悠輔

手術件数

2016 2015 2014 2013
入院症例数 546 378 352 472
手術症例数 276 162 169 215
脳腫瘍 8 10 7 23
脳血管障害 88 40 41 58
外傷 72 53 62 57
奇形 0 0 1 0
水頭症 26 25 17 27
脊髄 7 0 10 1
機能的手術 10 8 5 16
血管内手術 49 17 34 18
その他 16 9 0 19

診療科・部門

診療科
■ 看護部   ■ 部門紹介
ページのトップへ戻る