院長のご挨拶

 栃木医療センターは、「信頼 貢献 協働」を理念とし、“地域から信頼され、地域と協働し、地域に貢献する”ことが役割と考えています。
当院は、地域の連携医の方々より、比較的軽度な急性期患者さんや、緊急性は低いが入院・手術が必要な患者さんへの対応が求められています。救急医療に関しては、地域の中核をなす2次救急輪番病院としての役割が求められており、一部の疾患・診療科によっては3次相当の患者さんも受け入れる2.5次機能も期待されていると認識しています。
3年前から運用開始した新病棟には、十分な居室スペースを確保しており、HCUも増床し2.5次機能にも十分に対応可能な病床配置としました。患者さんの多様な要望に応えられるように、100室以上の個室も設置しました。また、第2種感染症指定医療機関として、今後の有事に十分に対応できるように感染症病室も充実させました。
今回、新病棟運用開始と同時に、電子カルテを含めた新システムを運用開始いたしました。このシステムは、一部の大学病院でしか導入していない最新のシステムであり、患者さんや連携医の方々の利便性は高まったと思います。
新手術室には、最新機器と十分なスペースを確保し、部屋数も増室したことで安全性が高まり、手術待ち期間も短縮できました。新リハビリ室には、700㎡以上のスペースを確保し、急性期医療の実践には必須と考えられている早期リハビリの実施も充実してきました。
また、医療の質、病院の質を高める目的で、日本医療評価機構の病院機能評価も受審し、平成28年3月に認定を受けました。
医師数も年々増えてきており、欠員のあった診療科もほぼ解消できました。各部署のスタッフ数も増員しており、マンパワーの面でも充実してきました。
平成28年に、リニアック(放射線治療装置)も新機種に更新しましたので、今後放射線治療の面からも更なる充実を図ってまいります。
これらの改善により、当院に求められている、軽度急性期対応から2.5次機能対応までの幅広い医療の提供に応え、地域医療支援病院、2次救急輪番病院としての役割を果たしていく所存です。
当面の課題は、今後計画している新外来棟建設を早期に実現させ、外来機能・災害拠点病院機能などの充実を図ることですが、新病院完成後も100年を超える歴史に恥じぬように、「ワンランク上を目指して、常に進化する医療機関」となれるように、努力を続けてまいります。

平成29年4月
独立行政法人国立病院機構 栃木医療センター
病院長 長谷川 親太郎

病院紹介

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